新約聖書の『マタイによる福音書』第12章や『マルコによる福音書』第3章、『ルカによる福音書』第11章では、律法者がイエス・キリストに対し、「悪霊のかしら・ベルゼブル(希: Βεελζεβούλ)の力を借りて悪霊に取りつかれた人を救っているに違いない」と非難した事が記されている。これに対してイエスは、「悪霊が、 仲間である同じ悪霊と争うはずはない、自分は聖霊によって悪霊を追い出しているのだ」と反論している。 旧約聖書では辛うじて神と呼ばれていたベルゼブブは、この時代には完全に悪魔とされていたのである。
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